当りか?!

昨夜帰りに久々に特に目当ても無く書店へ寄った所、
おぉ、ベルセルクの新刊がようやく出てる。
レジに行こうとしたその時目に付いたのが


浦沢直樹[プルートゥ]


コレは久々に当りかもしれませんねぇ。
浦沢さんは[パイナップルアーミー]、[Masterキートン]
とハマったのですが、それ以外の作品、即ち原作者が
付いていない作品にどうも熱中できなかったんですねぇ。
[モンスター]も当初期待したのですが、ループに次ぐループ
に萎えてしまいましたし、[21世紀少年]に至っては殆ど読んでいません。


[プルートゥ]の原作は手塚治虫の[地上最大のロボット]。
マンガが原作のマンガと言うのも新鮮ですねぇ。
アトムをかなり斬新に解釈してある模様で、楽しみ楽しみ。


デビュー当初の浦沢さんの作品集なんて読んでみると、
淡々とした映画のようなんですよね。
モノクロの邦画活劇のような雰囲気を感じるのです。
その空気がこの冷え冷えとしたSFミステリーの世界に
ぴったりなんですねぇ。
元々キャラクターの表情の種類が多い作家さんでは無いと
思いますが、主要な登場人物がロボットばかりのこの作品
にはおあつらえ向きです。


続きが楽しみですねぇ。