宴席でのコミュニケーション

反応に応えて---「常識」は唯一か
(from Niemals-Gasseさん)


Leiermannさんのブログには共感する点が非常に多いのです。前回のエントリにも思いっきり共感しましたねぇ。この『「媚び」と「モテ」の二律背反』へのブクマコメントに対する反応としての今回のエントリもまるっと同感。

そして、「表層的に深い共感を示すこと」だけを求めている人とそうでない人とは、態度によって区別することはできないのである。少なくとも私には両者の違いがわからない。最初は冗談半分で答えていても、答えれば答えるだけ深刻な状況を語られるのであれば、本気で応答するよりないではないか。いくら本人が冗談めかして語っていても内実が深刻な話であれば、笑いながら答えて良い話ではない。

もうね、笑えるほど共感しますよ。
私、昨日のエントリでコミュニケーションについて「言葉に特化しすぎ」なんて書いてますが、それは私が言葉によってしかコミュニケーションをなし得ないことに対する*1ジレンマなんですよね。勿論その言葉を発する際の抑揚、表情、仕草等を鑑みる事もコミュニケーションを成立させる重要な要素でしょうが、言葉の比重は余りにも重い。冗談めかして本気の相談をする人も居れば、本気っぽく語るだけで内実は単なる愚痴の人も居る。判りませんよ、どっちかなんて。


で、その後私の取った方策は『一言目に(割と真顔で)ジョーク』 『二言目にマジレス』
楽なんですよね。この後の相手の反応を見れば、どっちが欲しかったのか判るので。おまけに自分に嘘を吐かずにも済む。とまぁ、さんざ『暑苦しい』だとか『重い』だとか評されながら学生時代を送った私の戯言ですねぇ。

*1:コミュニケーション自体に対する懐疑はさて置いて。何故なら私は他者に興味を持つ人間だから