カレー理論を拡大してみる

カレー理論であれこれ考えてみたんですよねぇ。で、思いの他融通が利くような気がしてきまして、中々楽しくなってきました。一例として『電波男』的な思想はこんな感じでしょうか。

理想の料理たる『カレーライス(純愛)』と云うものを探し求めてみた。が、『お前の服装ではうちのレストランには入れてやらぬ』とけんもほろろに断られるばかり。おまけにちょいと手を出してみるとお腹は壊すはで、酷い目に遭った。あまつさえ発祥といわれるインドへ行ってもそんなものは無かった。いいか、お前らの食ってるのは『らいすかれー(恋愛市場主義)』で、これは紛い物で『カレーライス(純愛)』ではない。そんなものをありがたがるなど笑止千万。我々は空想の世界で『カレーライス』を食すぞ!

と言う訳で『純愛至上主義』は『カレーライス至上主義』と言う事で。


因みにこの論法で行けば、インスタントな恋愛を好む人は『ククレカレー派』とでも言えますかね。他にも状況によって『インド料理店本格派カレー派』、『家庭的カレー派』とか幾らでも言えそうな気配。私は先日も言ったとおり『好み』だと思っているので、ククレカレーが好きな人はそれを食べてれば良いし、空想上のカレーライスを求める人はそれでも良いんじゃないかと思ってます。問題は『ククレカレーを食ってる奴はダメだ』とか、それぞれの派閥で争っている事ですね。ま、『恋愛』の場合『生殖』の問題もありますから、ある程度の規律は必要だと思いますがね。流石に全部カレーで説明するのは無理。


個人的にウンザリさせられて来たのは『カレーは美味いから食え』ってのですね。『口に合うのもあるかも知れないじゃん』っておためごかすのは勘弁。試してみたかったら試しますって。結果として現在カレーを食べてる(結婚している)のは、『口に合うカレーがたまたま見つかった』という事ではありますが、他のカレーは相変わらずいらない。割とこういう人いると思うなぁ。