W杯クロアチア戦

0-0のドロー
非常に厳しい結果です。最低でも2-0での勝利が必要と、決勝T進出は99%絶望的です。以下選手評。


川口:6.5
マンオブザマッチを選ぶなら彼。ファインセーブ連発でした。あまり好きな選手ではありませんが、DFを叱咤する様などこの試合は将に守護神と呼んで差し支えなかった。


宮本:4
MFとの連携が悪く、ボール処理も危ない場面が多々。4バックは苦手なのか。PKを与えた場面など、理解に苦しむ判断ミスが多かった。


中澤:5.5
再三の宮本のミスをカバー。後半皆足が止まった後も体を張り続け質の高いプレーを見せてくれた。


加地:5
病み上がりの割に良いプレー。本来のSBのポジションのおかげで、DFで酷く後手に回る場面もあまり無かった。


サントス:5
攻撃面では殆ど貢献できず。しかしスルナの突破力を考えると止むを得ない。良く守ったと褒めるべき。


福西:3.5
前回と同様動きが悪い。中田と仲が悪いのか相性が悪いのか全く連携が取れていないし、全てが一歩遅い。また腹でも壊してるのか、と言いたくなるほど悉く当たり負けるなど良い所無し。ジーコさんが珍しく早めに見切りをつけたのも当然の出来。


稲本:5
不用意な飛び込みやファウルもあったが、彼が入ったことで中盤が生き返った。矢張り必要な選手では無いだろうか。


中田:6
唯一惜しいミドルシュートを放った。終盤足がもつれながらも必死にDFする姿に感動した。


中村:4.5
60分までは良いプレーが見られた。しかしその後完全に足が止まり判断ミスから簡単に相手へボールを渡してしまう等、体力・精神力共に問題点が露呈。


小笠原:4
彼にボールが渡った時点でリズムが止まる。2本のシュートもキーパーへのパス。


高原:3.5
殆どの時間で何処にいたのか判らなかった。たまにポストでボールを受けてもずるずるとMFラインまで下がってバックパス。完全にドイツ戦での活躍が裏目に出ている。


玉田:4
幾つか良い動きがあったが全体的にボールを引き出す動きが少ない。皆がばてている時にフレッシュな選手が動いてボールを引き出す事が求められていた筈。また、残り時間の少ない中ピッチに倒れこんでいたのに呆然。解説の井原さんが珍しく声を荒げていたが同感。


大黒:?
あの短い時間での評価は無理。ただし玉田と同様にボールを引き出す動きが無かった。中盤でボールを保持している時に、2人がDFラインの中で立ってボールを待つ姿は情けなかった。


柳沢:3
高原に比べボールタッチが多く幾つか良い展開もあった。しかし無人のゴールでは無く、飛び出したキーパーへのシュートで全て台無し。枠にボールが蹴れないのならFWとは呼べない。次の出番は無いと思って良い。


ジーコ:4.5
福西→稲本には同意。しかし前々から言っているように玉田×大黒の2トップはヤメレ。高原に変えて巻、もしくは動けなくなっていた中村を変えるべきだった筈で、それももう少し早く決断すべきだったと思う。



総評
互角の試合だったと言って良いでしょう。決定機は何度か作られたものの川口のファインセーブで逃れる。選手の力で守りきったという点で、最後までクロアチアの攻撃陣を抑えきったと言えなくも無いです。対して日本の攻撃陣(つか柳沢ね)は、無人のゴールのあの至近距離からシュートを外すという醜態。クロアチアにとっても救われた試合だったのでは無いでしょうか。
さて、これまで戦前の予想通り得点力不足をさらけ出している日本代表チーム。ブラジル戦では2点以上の差をつけて勝つしか決勝T進出の可能性がありませんが、どんな結末が待ってるのやら。私の予想は2-0でブラジル。


つか巻を出せ!巻を!!