続・自宅PC構成

RADEON HD5770設置後は超安定稼働でしたが、一度弄りたくなった気持ちは収まらず、結局中古ですがHD5870を買ってしまいました。


MSI RADEON HD5870 Lightningをドスパラで8,490円也。発売当初5万円以上の販売価格で現在でも十分通用するカードが、中古とはいえ9,000円を切る価格の誘惑には勝てませんでした。
ただしこの子は通常の5870が6pin*2に対し、8pin*2の構成。HDDが3台、SSDが1台、BluRayが1台とかなり色々ぶら下げており、電源に余り余裕が有るわけでは無い事を踏まえ、OSXのTimeMachine用に繋いでいたHDDを取り外してから増設する事に。カード長が約28cmと長くてHDDと干渉しそうだったので、どっちにしても降ろさないと無理っぽかったけどね。

にしてもこんなバカでかいカード買ったの初めてですよ。むかーーーし昔にかったcanopus MTV1000も大きいと思ってたけど、比較になりません。M/Bが曲がらないか心配になりますわ。



で、例によってトラブル発生。
OSXでSleepが効かなくなったので、SleepEnablerを再インストールして動作を確認し、ついでにとkozmic HWMonitorをインストールする際に誤ってFakeSMCも同時にインストールしてしまい起動しなくなりましたw


始めはUSBからも起動しないためかなり困りましたが、-x -f -v GE=No pmVersion=0で、なんとかUSB起動してSleepEnablerを削除。
それでもHDDからは起動できず、症状から見てみるとFakeSMCが見えなくなってしまっている様子の為、USBで起動してMultibeastから再度インストールしてやると、カーネル読み出しの極最初の場面で再起動ループ。これは少し前にiMessageのログイン問題でchimeraからchamereonに変えてモジュールを追加していたのが問題で、削除することでループから脱出。
これでOKかと思いきや、今度はVirtualBOXカーネルドライバで引っかかっている模様。またUSBで起動してVirtualBOXをアンインストール。


漸くHDDからブート可能になり、もう一度SleepEnablerをインストールすると、今度は動作せず、先ほどの工程を一からやり直す羽目にwもう笑うしかないw


OSX86 Wikiで見ると10.8.2のHD5850で、kextの問題でSleepが効かないとの報告がありましたが、うちの環境では一度動いたのでchameleonのバージョンも関係するかもしれません。
もう一度あの手順をやりたくはないので検証しませんがw



HD5870の動作自体は基本的に問題ありません。
OSXCINEBENCHだと何故か5770よりスコアが落ちるのはドライバの問題の模様。消費電力を落とそうと考え、WinのCatalystで900Mhz*1から800Mhzへ落とすと、FutureMarkのベンチの途中から終了後も画面が乱れるのはメモリとのタイミングの問題なのかな?


何れにせよフルスペックで稼働する必要は無いし、他のHD5870に比べ静かとはいえファンが60%で回ると結構気になるため、クロックダウンは行いたい所。Win上のドライバ設定ではMac側に全く反映されないので、後日BIOS書き換えに挑戦する予定になっております。



ついでと言っては何ですが、アイドル時はとっても静かなVGAの為、これまで5770のファンだと思っていたノイズは、CPUのリテールファンが原因だと判明し、頭に来てDEEPCOOLのGAMMAXX 300を取り付けました。冷却に関しては少し下がった程度ですが、音が静かなのと、将来のCPUアップグレードパスにもなって一挙両得、の筈。


ただ電源がケース内部に結構排気するようで、カードスロット等に穴を設けているとはいえ、ケース内部全体のエアフローとしては余り好ましくない状態のようです。室温16度でアイドル時のCPU温度は30度前後で安定してますが、GPUはファン回転数が30%程度で40度強になってます。負荷時のGPUファン回転数を50%程度に収める為にも12cmのケースファン付けようかな…。

*1:標準は850でこのカードはデフォルトがOC仕様